積立型のデメリットをこれだけ想定出来れば選ぶ保険が変わる

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保険は貯蓄ではない

結婚時、保険は掛け捨て型と積立型のどちらがいいですか?という記事がありました。

低金利やマイナス金利の時代は、積立型の保険ではなく、保険の本質を考えて、掛け捨て型を選ぶべきです。

記事内に、↑のように、ズバリ答えがあります。
その通りです。掛け捨て型を選ぶべきです。

が、気になるところは、“低金利やマイナス金利の時代は”この部分です。

 

低金利やマイナス金利の時代は、お金が増えないから、積立型は選ぶべきではない。そのように書いています。

本当にそうでしょうか?

 

私(ブログ管理人:五十嵐)は、積立型にしてもお金が増えないかどうかに関係無く、積立型は常に選ぶべきではないと言えます。

なぜか?それを、これから説明します。

積立型の保険は返戻金があるが

積立型・掛け捨て型の大きな違いの1つは、返戻金があるかないかです。

  • 積立型:返戻金あり
  • 掛け捨て型:返戻金無し

積立型は、返戻金があるといっても、加入期間によって返戻率が変わってきます。

大抵の場合は、20年とかの長期に渡って加入していないと、返戻率が100%未満になってしまいます。
(逆に、それを超えれば、110%、120%、130%と徐々に増えていきます)

とすると、返戻率が100%を超えない限り、積立金がマイナスになってしまうので、損をしてしまう。そういった考え方になるはずです。

しかも、加入して数年~5年~10年といった早期に解約すると、返戻率は50%を下回ることもあり、大きく元本割れすることがあります。

 

積立型の保険に加入したものの、5年、10年、15年経った時に、大きくお金が必要になることがあるかもしれません。

25歳で結婚したとすれば、出産、家の購入の頭金、子供の教育費(15年経てば、私立中学や、高校入学が可能性としてあります)等々が想定されます。

その時々にお金が必要になり、仕方無く積立型保険を解約することになったら、どうなるでしょうか?

 

返戻率が100%を下回ることにはなりますが、ある程度まとまった現金が手元に戻ってくることにはなります。

が、解約したとなれば、新たな保険に加入する必要が出てきます。

 

35歳や40歳になってから保険に加入すると、保険料が割高になってしまいます。

これが新たな問題で、その後数十年に渡って、高い保険料を払い続けなければならなくなります。

 

積立型を早期に解約すると、返戻率が低く、改めて加入する保険の保険料が高くなる

これは、大きなデメリットです。

返戻率が100%を超えたからといって解約すると、そこで新たな保険に加入し直さなければならなくなる(=保険料が高くなる)ため、解約したくてもなかなかしづらいといったことも、人によってはあるかもしれません。

もちろん、お金が必要になった時には、積立金の一部を、崩したり借りたり出来ます。
ですが、そんなことをしなければならないのであれば、積立の計画が出来ていないことになり、そもそもが間違っているということになります。

 

逆に、積立型の1/4の保険料で掛け捨て型にして、差額の3/4を貯蓄に回すと、返戻率が75%で固定の積立型の保険と同じことになりますが、どこかで突然保険料が値上がりすることもなく、貯蓄しているお金はいつでも自由に使うことが出来るので、保険の解約や、解約後の別な保険への再加入といったことを気にする必要がありません(再加入よりも、払い続けた方が保険料は安いため)。

また、貯蓄に回したお金を、定期預金や国債といったような元本割れしない方法で増やすことも可能ですし、リスクを取ることが出来れば、例えば私(ブログ管理人:五十嵐)がやっているような、一般的には考えられないような利率の投資も可能です。

そうすれば、返戻率は、75%どころか、80%、90%、100%、それ以上・・・と、いくらでも上げることが出来ます。

積立型のように、返戻率が100%以上になる数十年後まで待つこともありません。

掛け捨て型の方が、保険料は少なく、貯蓄に回したお金はいつでも自由に使えて、それを運用することで増やすことが出来る。

となると、掛け捨て型の方が、メリットが高いのではないでしょうか。
少なくても、掛け捨て型にもそれ相応のメリットがあることが分かってくるはずです。

 

支払った保険料が無駄にならずに先々全額返ってくる(可能性がある)というのは、一見ものすごく大きなメリットのように思えますが、よくよく考えていくと、メリットとなるまでにはいろいろとデメリットが隠れていることが分かってきます。

長期に渡って払い続けるものは、悪いパターンをどれだけ想定出来るかが肝心

今回は、生命保険・医療保険についてでしたが、これは、学資保険やその他の保険でも同様です。

積立型と掛け捨て型がある場合は、それぞれで保険に加入した場合に、途中解約する等の想定出来る悪いパターンを出来るだけ多く挙げ、それぞれの時にどうなってしまうのか?その後どうなるのか?といったことを、1つ1つシミュレーションするべきです。

 

他にも、

  • 物価の上昇による実質的な返戻率が低下すること(結局、いつまでも100%を超えない)
  • 日本円は、今後インフレになる可能性がある(返戻率が100%を大きく下回る可能性)
  • お金が必要になった時に、解約や取り崩し等の手続きが必要で、すぐにお金を動かせない
  • 保険の見直し(良い保険が出たが、積立型を解約する必要があり、返戻率が低い等)
  • etc…

と、長期的な積立保険には、様々なデメリットがあります。

 

あなたの加入している保険は、加入を検討していた時に、どれだけの悪いパターンを挙げることが出来ましたか?

現在加入している保険で大丈夫ですか?

損ではないですか?

保険料を少なくしながら、お金を増やせる方法があるのではないですか?

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