投資信託人気ランキングTOP3の商品の残念な結果とそこで取った行動

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※今回は、経済系のニュースではありません。

 

最近、2件、投資信託を買っている人に、商品内容を見せていただきました。

しかし、どちらも閉口するものでした。

そして、そのお二方のその後の行動が対照的だったので、今後の結果が全く別なものになっていくだろうと考えられます。

ということで、以下に、それらをまとめてみました。

 

投信:ゼウス が散々な内容

1つは、相談を受けました。

ゼウス(新光-US REIT オープン)を買って、5ヶ月で7%も分配金が出て、証券会社の人が言うには、特別分配金はゼロで、7%は手数料を引いた額で利益だと言うんだけど、この投信、どうだろう?ということでした。

 

この相談を受けるまでは、投信には興味も関心も無かったので、投信というものがどういうものなのか、ほとんど知りませんでした。

が、相談を受けた以上、しっかりしたことを返す必要があるので、投信とはどういうものなのか?専門用語はそれぞれどういう意味なのか?を理解しつつ、この商品(ゼウス)を紐解いていくと・・・

 

「5ヶ月で手数料を引いて7%」という部分だけで考えれば、とても良い商品であることは間違いありません。その部分だけを見れば。ただ・・・

  • 基準価額が2年間ほぼ下がり続けている
  • 4年変わらなかった分配金が直前に減った(今後の利益率が下がる)
  • 直近6ヶ月のリターンが税引前で7.06%
  • 基準価額が下がり続けているということは、みんなが売りに走って一気に値下がりの可能性
  • 5ヶ月前から更に6ヶ月間は特別分配金がほとんど(利益を出せていない)
  • 購入時の手数料に併せて毎年の信託報酬(約1.65%)がかかる
  • 毎月分配型だから、手数料はかかるし利益の複利効果は働かないし
  • 今後も基準価額が下がっていくことが予想されるから、損をする可能性が少なくない

という、散々なものでした。

しかし、この商品が、投信人気ランキング2位という事実。

 

たまたま見た投資雑誌で、投信について、売れている商品と投資家が選ぶ商品は全く別で、売れている商品は、金融機関が売りやすいから売れているだけ、と書いているのを目にしました。

正にこの商品は、それに該当します。

検索してみると、各個人のブログでの評価も散々でした。買ってはいけない部類に入るものでした。

 

それらを踏まえて後日お返事をしたものの、その後、特にお返事や連絡等はありません。

もし処分していないのであれば、更に半年~1年後くらいに、泣く泣く損切りになるのではないかと思います。

投信:フィデリティ・USリート・ファンド B(為替ヘッジなし) も散々な内容

もう1つは、知人に、購入している商品の状況を教えていただきました。

 

しかし、こちらも散々でした。

  • 2015年9月~2016年9月の1年間で基準価額が約20%減
  • 5ヶ月前(2016年11月)から分配金減
  • 2016年3月~9月の分配原資の内訳を見ると、約90%が特別分配金

この商品も、投信人気ランキング3位という事実。

 

知人は、短期間にこんなにも基準価額が下がっているこの商品を嘆いていました。

基準価額は下がるわ分配金は減るわ自分のお金が返ってきているだけで増えていないわと、良いこと無しですから。

投信に愛想を尽かし切り替える。その決断力と判断力こそが重要

投信は、利益が出ていようが出ていまいが分配金が(毎月分配型であれば)毎月支払われるから、しっかり利益が出ているような気がしてわかりづらい。

人によってはそこに気付かず、証券会社に様子をうかがったり詳細を聞いた時に、少なからずマイナスになっていることに愕然としたり・・・

 

投信人気ランキング上位のものでこういった状況ということは、多くの方々が同じように、残念な結果になっているということです。

私(ブログ管理人:五十嵐)としては、冒頭で書いた通り、投信には興味も関心もありませんでしたが、この事実を知って、変わらず、興味も関心も無いままで問題無いという結論に至りました。

 

フィデリティを買っている知人には、以前から情報交換として、香港での運用のお話も具体的な結果を交えながらしていました。

その知人が、今回の結果でこの商品に愛想を尽かし、香港での運用に切り替えると言っていました。

 

自分としては、良い判断だと思います。

より良い投資先に投資をする。それが、なによりも大事なことです。

短期的な結果で判断をするのは早計で正しいとは言えませんが、5年10年単位で結果を出しているところであれば、すぐに切り替える。そのくらいの決断力と行動力が、起こり得た損失を軽減して自分自身の資産を守ることにもなり、失うことになっていた未来の利益をしっかりと得るということになるので。

なにより、資産を増やすために投資をしているのですから、増えないことには意味が無く、減っていくのを指を加えて見ていることほど無駄で勿体無く残念なことはありません。

 

今回は、たまたま、比較出来る事例がありました。

2つの事例は対照的な変化をしていったので、1年後3年後・・・と、現状から動きが無ければ、大きな差が出来てくるはずです。

一方は増えず(減る可能性も大いにあり)、もう一方はしっかり増えていく。

 

このようにして、世の投資家の皆さんは、なにを選択するのか、次の行動を起こすのか起こさないのかの違いにより、増えたり減ったり変わらなかったりしていくということが実感出来ました。

 

勧められるものではなく、良い結果を出している情報を自力で取りに行くこと

多くの人は、勧められるものの中から選ぶ。一部の人は、自ら行動を起こして情報を取り、良いものに出会う(場合がある)

これはなにも、お金に限った話ではなく、食べ物でも服でも家でも、多くのことに共通することなんですよね。

 

誰しもが簡単に得られる(もしくは、CMやDM等々で勝手に送りつけられてくる)情報は、大して価値が無いものか、全く価値のないものの場合が少なくありません。

良いものは、一部の人にしか知られていないか、あまり広がっていかない場合が少なくありません。

だから、お金で言えば、一部の富裕層と多くの貧困層が生まれるのかもしれません。

投資も、一部の成功者と、多くの失敗者に別れるのかもしれません。

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