投資ってなんだ!?と聞かれれば、引退後に『潤いのあるくらし』を送りたいから、と答えます。
なぜなら、“普通に生きる”ことの中に、“投資”が組み込まれていることが正しいと思うからです。
でも、今の平均的日本人の普通の生活には、投資をすること、
いわゆる引退後に『潤いのあるくらし』を送ることが、脇の方に追いやられているようなのです。
全くその通りですね。
理想の生活・人生を実現させるために必要な手段。それが、投資です。
「得たお金を増やす」のが投資
投資と言えば、いわゆるお金持ちだけがすること。そんなイメージが、世間一般にはあるのかもしれません。
が、「投資」を辞書で見ると
投資:将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す
です。
多くの人にとって、資本となるものは、お金になると思います。
給料等でお金をいただき、そのお金をどうするのかを考え、投資していきます。
- 銀行預金・外貨預金
- 不動産に替える
- 株に替える
- 金に替える
- etc…
となるので、1円でもお金が増える可能性があるものは、全て投資になります。
なので、銀行預金でさえ、投資になります。
(現在は、利率があまりにも低いので、投資とは思えません。が、一昔前は、年利5%とか10%とかだったので、投資だと理解しやすいです)
つまり、投資をしていない人はほぼいないということになります。
そのように現状を正しく理解出来ると、ほぼ誰しもが当たり前に投資をしていて、投資は生活の一部だと実感出来るはずです。
能動的に投資を行うことが大事
とは言え、預金が投資の1つだと教わることもなく、投資について具体的な教育を受けたこともなく、
働いて得た給料の一部をなにかあった時のために預金することのみを親や祖父母から言われていれば、
投資をしている感覚はあろうはずもありません。
投資については思考停止状態。
一言で言うとこのようになるわけですから、預金利率が低くなれば、お金は増えず、なにも出来なくなる。
生活が苦しくなり、子育て、老後の生活、親の介護だけにしかお金が回らなくなり、仕事と最低限の生活をこなす日々が続く。
預金利率が低いのが大きな要因。
昔に比べて、劇的にサラリーマンの年収が減っているわけでもなく、劇的に税金がふえたわけでもなく、物価が上がったわけでもありませんから。
欧米では、日本よりも預金の割合が低く、投資に回しているお金の割合が高いというデータがあります。
つまり、日本よりも意識的に投資をしているということであり、お金を積極的に動かそうという意識があると言えます。
投資が生活の一部であり、家庭内でも投資に対する教育がある程度当たり前に行われているということになると言えます。
日本でも、親や祖父母から投資に対する教育を受けていれば、投資が生活の一部という感覚を当たり前に持てていたのでしょう。
もしそうであれば、
「今は銀行預金が低くて話にならないから、別な良い所に投資しようか」
といった考えが自然に出てきて、会話の中でも、
「最近、どこに投資してる?」
といった話題が自然に出てくるはずです。
情報共有・交換をして、みんなで良い思いをしたいと思うはずですから。
であれば、日本人もそのようにすれば良い。ただそれだけのことなのですけれど。
思考停止で銀行預金をするのではなく、能動的に銀行以外の場所にお金を置き、増えることがわかればお互いに情報交換。
そして、みんなの資産が増える。みんな嬉しい。みんな幸せ。
ただそれだけのことだと思うのですが、どうしてそのようにしたがる人が全然いないのでしょうか。。。