子供が減って、一億総貧困への流れが加速する
16年、初の100万人割れ 少子化進行浮き彫りというニュースがありました。
2016年生まれの子どもの数(出生数)が98万1000人となることが22日、厚生労働省が実施する16年の人口動態統計の年間推計で分かった。出生数が100万人を割るのは、統計を始めた1899年以降、初めて。前年の100万5677人(確定数)より2万人以上減少し、少子化の進行が改めて浮き彫りとなった。
と記事内にあるように、日本の人口が減っていくのが、数字によってハッキリと示されています。
子供が減るからと、一人一人の教育にお金をかけられるようになれば良いのですけれど、そもそもお金が無いから子供を作れない・二人目を考えられないという世帯が増えているので、日本経済の縮小は、加速度を増していくということになります。
経済が縮小することに合わせて、安いものしか売れないからとデフレ化していけばまだ良いのかもしれませんけれど、日本の借金や歴史的なことを考えると、国はインフレさせたく(年2%の物価上昇率を公言している)、物価は上昇し続けるものなので、余剰金が減り、貧困層が増えていきます。
この流れは止めることが出来ないでしょうから、一億総中流が一億総貧困になるのは、そう遠い未来の話ではないのではないでしょうか。
その流れは誰の目にも明らかであり、当然、国も分かっているはずです。
それなのに具体的な手を打たないというのは、なにか意図があるのかどうかはわかりません。
ですが、それは置いておいて、私たち一人ひとりがしっかり対策をしないことには貧困層に落ちるのは明確なので、そうなりたくなければ、対策を立て、実行するしか道は残されていません。
一億総貧困から逃れる方法
貧困になる原因は、ただ1つ。お金が無いからです。
であれば、対策も、ただ1つ。お金を得ることです。
お金を得るというのは、稼ぐことであり、増やすことです。
ただ、現在のような稼ぎ方であれば、一億総貧困になってしまうので、稼ぎ方を変える必要があります。
より効率の良い稼ぎ方か、稼ぐことにより時間をかけるか。
増やすことで言えば、現在のような増やし方(つまり、預金)ではなく、はっきりしっかりと、増えていることを実感出来る増やし方です。
稼ぐことと増やすことのどちらも出来るに越したことはないですが、どちらかだけでも出来れば、貧困層に落ちずに済むことは可能です。
とりわけ、増やすことがしっかり出来れば、稼ぎに依存することもなく、生活する場所も選ばなくなるので、最悪の場合は、日本を脱出し、経済の安定・発展をしている国に移住することで、悠々自適な生活をすることも可能です。
もちろん、日本人であれば日本は最も大事な場所なので、日本が今のまま、住みやすい場所であり続けることが理想です。
ですが、個々人の生活という点で考えれば、今後日本が住みにくい場所になっていくのであれば、日本を出て、住みやすい場所を世界に求めていくのも仕方のないことではあります。
出生率の減少や子供の減少=日本にとって不都合 ということではありません。
出生率の減少や子供の減少=日本の社会システムにとって不都合 となっていることが問題なわけで、社会システムを変更していけば済むだけのことなのですが、経済や国際競争力を優先させる今の状況を簡単に変えることも出来ないので、その結果、一億総貧困となるのは仕方のないこと、となってしまいます。
それはそれとして、これから、一億総貧困になっていく日本で、あなたは、どうしたいですか?どうありたいですか?
貧困層に落ちたくなければ、他に先んじて、まだ余裕のある今のうちから、対策を講じ、実行するべきです。
周りや日本全体が騒ぎ始めた時には、もう遅いので・・・