今よりももっとお金を使いたい人がどれだけいるでしょうか?
プレミアムフライデー、月末金曜3時退社は定着するかというニュースがありました。
政府や経済界は、2月から月末の金曜日を「プレミアムフライデー」と名づけて、午後3時に仕事を切り上げようと呼びかけています。空いた時間で食事や旅行などお金をたくさん使ってもらおうという狙いですが、果たして根づくのでしょうか。
という疑問で終わるニュース記事ですが、「プレミアムフライデー」の目的を知ったほぼ全ての人たちは、同じ感想を持ったのではないでしょうか。
「使うためのお金をください」
可処分所得(手取り)が減り、給料・収入が伸びず、税金・年金等での支出が増える昨今。
同時に、貯蓄が減ることへの不安とお金を使うことの抵抗も増え、日常的に
「出来れば出費を抑えたい」
と思う人が、サラリーマン家庭の大部分を占めるのではないでしょうか。
そして、お父さんは、少しでも収入を増やすために仕方無く残業をして残業代を稼いだり、お母さんは、少しでも支出を減らすために値引きシールの貼った食材を買ったりチラシをチェックしたり。。。
それが社会の風潮である現代に、どうしてこんな、
「空いた時間で食事や旅行などお金をたくさん使ってもらおうという狙い」
という、庶民のことを全く分かっていないことを、政府や経済界は言ってしまうのでしょうか。
根付くのかどうかと言えば、根付かないというのが多くの人たちの共通見解なのは間違いないはずです。
ただ、プレミアムフライデーが強制となり、月末金曜が午後3時退社となれば、否応無しに時間が出来るわけで、さてこの時間をどう使うのか???となります。仕方なしに。
その時間を利用して旅行をしようと思う人が増えれば、旅行業界は、そのタイミングのホテル代や飛行機代を値上げするでしょうから、お金を使いづらくなり、結局旅行に行く人は増えないのではないでしょうか。
とすれば、大きな出費にもならないのでプレミアムフライデーくらいは外食をしようか、という人が増える程度のことで落ち着くことが想定されます。
どう考えても、お金を使いたくない・使えるお金が無いということから、時間だけあってもどうしようもないわけです。
不労収入があれば、増えた自由時間を活かせる
ですが、そこで1つ、私(ブログ管理人:五十嵐)の実体験から思うことがあります。
私は、プロフィールに書いてある通り、不労収入を得て、それで生活をしています。
その名の通り、労働をせずに得られる収入なので、労働収入のように、働かなければ収入を得られないという問題がありません。
具体的には、資産運用をして、その運用益が収入となります。
資産運用でもそうでなくても構わないのですが、もし不労収入があればどうなるのか?
不労収入なので、収入を得るために時間は必要ありません。
労働収入であれば、収入を増やすために残業をしなければなりませんが、不労収入であれば、そんな必要もありません。
なので、不労収入があれば、時間はあればあるほど嬉しいということになります。
つまり、プレミアムフライデーを、喜べる・楽しめるということになります。
月末金曜日は、15時に退社をして、得られる不労収入を使って自由な時間を楽しむ。
不労収入が毎月入ってくる特別ボーナスのようなものだと考えれば、お金を使うことに対する抵抗も少ないので、不労収入を使ってプレミアムフライデーを楽しむということが、一層価値のあるものになります。
多くの人たちが、労働収入しか知らず、使えるお金も無いまま無意味にプレミアムフライデーを迎える中、同じ労働時間にもかかわらず、特別ボーナスのような不労収入が毎月入ってくるお陰で、プレミアムフライデーを楽しめるとしたら、どうですか?