お父さんとお母さんのおこづかいが減っていく
日本の家計が危ない?夫婦のおこづかい額、過去最低というニュースがありました。
夫婦が自由に使える「おこづかい」の月平均額が、2007年の調査開始以来最低を記録した
上記のように記事内にありますが、周りの人たちを見渡しても、全然そんなことはないように感じます。
年代別のおこづかい金額が書かれていないので詳細はわかりません。
ですが、貯蓄ゼロの割合が多くなる40代・50代は、子供たちの学費がかかるようになることによりおこづかいが少ないので、平均のおこづかい金額を下げているのではないかと想定されます。
それにしても、前年から5,500円強(20%以上)のダウンというのは、過去10年間では、2009年に続く第2位。凄まじい下がり方です。
そう遠くないうちに、収入減から30代のおこづかい金額が下がるとすれば、全体の平均は、更に大きく下がっていくことが想定されます。
当然、貯蓄ゼロの割合も、2016年の18.8%から、今後は右肩上がりで増え続けていくことが想定されます。
ここから導き出されることは、働いて稼ぐだけでは、十分なおこづかいは得られない。さらに、今後はますますおこづかいは減っていく上に、貯金を切り崩すので、貯蓄ゼロの割合が増えていくということです。
給料だけではおこづかい無しが当たり前になる
過去の投稿にも何度も何度も書いていますが、働いて稼いだお金だけで全てを賄うことは出来ないということです。
一時的(20代、30代)には賄うことは出来ます。
が、子供の教育費と住宅ローンと老後資金(人生の三大出費)という長期的な視点で考えると、賄えません。
私(ブログ管理人:五十嵐)の独自の考えではなく、データが表しています。
教育費は子供を作らないことで削減、住宅ローンは家をコンパクトにすることである程度削減出来ますが、子供を作らないということは回り回って自分(高齢者)の首を締めることになるので対策にはなりません。
おこづかいと貯蓄は投資をして作り出す
となると、対策は、「働いて稼ぐ(つまり給料)以外にも収入口を作る」になります。
ただ、他に働き口を作ろうとしても、どうしても時間的限界(その他、ストレスや疲労等々も)がある上に、働けなくなった時のリスクが大きくなるだけなので、現実的でもなければ持続的でも安定した手段でもありません。
となると、お金に働いてもらうしかありません。つまり、投資です。
(誘導しているわけでもなく、自然とこの選択肢しか残らなくなることは、考えていただければお分かりになるはずです)
「とはいっても、投資なんて・・・」
とは言っていられないはずです。
40代・50代のおこづかいが少ない。貯蓄ゼロ。
ということは、20代も30代も、10~30年後には同じように、少ないおこづかい&貯蓄ゼロになる(上に、貯蓄ゼロになるまでのスピードは早まる)ということです。
それが嫌であれば、今から、10~30年かけて、将来のおこづかいや貯蓄を作り出していく必要があります。
(10~30年投資をするとどういったシミュレーションが出来るのかは、香港での運用状況で示している通りです)
投資をしなくても、他に収入口があって、後々のおこづかいや貯蓄を作り出せるのであれば大丈夫ですが、そんなことが出来るのは、ほんの一握りの人だけです。
であれば、あなたは、どのようにして、将来のおこづかい&貯蓄を作り出していきますか?