年金受給までの再就職が出来ない高齢者であふれる時代
「75歳まで働かないとつまらない」と政府が国民の意識改革中という記事がありました。
いま、年金の受給開始年齢を「75歳」にしようとする計画が進められている。そのために、政府は国民を65歳以降もできるだけ長く働かせようとしている。高齢で介護が必要になったり、日常生活に支障が出るような病気もなく、自立して健康に生活できる年齢を「健康寿命」と呼ぶ。
記事内の冒頭に、上記のようにあり、これが結論でもあります。
健康寿命 < 年金受給開始年齢 ということは、病気になって働けなくなってから年金受給開始となるということであり、高齢者になってから、無収入な期間が発生するということになります。
現在、60歳で定年を迎え、65歳での年金受給開始になるまでの5年間、再就職をして生活費を稼ぐことが一般的になっています。
これが、後々、70歳で定年を迎え、75歳で年金受給開始になるまでの5年間、再就職をして生活費を稼ぐことが一般的になる・・・ようにしていこうと国は考えているということなのでしょう。
ただ、現時点での健康寿命が75歳未満な上に、食や健康の問題から今後も健康寿命が延びないことが想定されるので、70歳以降で再就職が叶わず、年金受給開始までに貯蓄を取り崩して生活をすることが一般的となることが想定されます。
さらに、病気になれば医療費がかさむので、貯蓄を取り崩すスピードが一気に早まります。
その時、そのような状況に耐えきれるだけの貯蓄がある人は、一体どれだけいるのでしょうか。
だから、お金を増やす必要がある
70歳で定年を迎え、75歳で年金受給開始までの5年間の生活費を稼げないことを前提に、5年間分の生活費をすべて自力で賄うことを考えるとすると・・・
夫婦2人で年間240万円~300万円、5年で1200万円~1500万円の生活費を、最低でも用意しなければならないということになります。
しかも、健康寿命を過ぎ、病気になることもある程度想定しておく必要があるとすると、病気次第では、年間数十万円といった金額がかかることを前提としなければなりません。
となると、70歳~75歳の5年間で、1500万円~2000万円くらいは必要だと考えておくべきだと思うはずです。
では、それだけのお金を、どうやって用意するのか?となるわけですが。。。
今まで散々お伝えしてきているように、資産運用が、有効手段として挙げられます。
香港での運用状況のように、優秀な運用会社や効率の良い運用方法を見つけ、お世話になることが出来れば、1500万円~2000万円程度であれば、誰でも問題無く用意することが可能です。
十分な運用期間を取ることが出来れば、3000万円や5000万円、1億円といった、現在一般的に必要であると言われている老後資金を、全て用意することさえ可能です。
であれば、あなたはどうしますか?
病気になって働けなくなり、年金受給開始までに、貯蓄をドンドン取り崩して不安を感じる日々を過ごしますか?
しっかりと老後資金を用意し、年金が支給されなくても問題無いどころか、定年さえも自分で決められる自由のある人生を過ごしますか?