お金持ちに「貯蓄好き」がいない理由 貯めるだけでは減る一方?
お金持ちになるための重要なキーワードのひとつに「投資」というものがある。これと正反対のキーワードは「貯蓄」である。
お金持ちになった人のほとんどが、何らかの形で投資を行い、自身の資産を何倍、あるいは何十倍にも増やしている。
筆者はコツコツと貯蓄することを否定しているわけではない。貯蓄はお金持ちになるための重要な第1ステップである。
なぜなら、投資をするためには、まとまった額の資金が必要だからである。つまり「貯蓄」は「投資」をしてお金持ちになるための、軍資金なのである。
より大きなお金を生み出すための支出はすべて投資であり、お金持ちになるためには、投資の継続が何よりも不可欠なのだ。
投資は、モノによっては効率の良い労働収入であり、モノによっては不労収入になる。
会社勤めをしながら隙間時間で給料以上に稼いだり、体調不良等で会社を休んでも収入がある状態になるのが、サラリーマンの兼業投資家。
となれば、お金を働かせずに預金口座に寝かせておくことがどれだけ無駄なことなのか。
言い換えると、どうすれば、預金しておくことでお金持ちになれるのか?
となるのではないでしょうか。
貯蓄=お金の価値の目減りということに気付かない
記事内にもありますが、長期的に見ると物価は上昇するものなので、
預金利率 < 物価上昇率である以上、絶対にお金の価値は目減りしていきます。
数十年前には1本100円だった缶ジュースは、現在は1本150円。
数十年前に預金していた100円は、現在も100円(102円くらいにはなっているかもしれませんが)
缶ジュースが買えなくなっているわけです。
なので、貯蓄しているだけではお金の価値が目減りし、買えるものが減っていくというわけです。
預金残高が減らなければ安心・・・というわけではないということです。
お金を増やしたくなければ貯蓄を。お金持ちになりたくなければ貯蓄を
参照元の記事内にもありますが、お金持ちになりたくなければ貯蓄をすることが推奨されます。
ストレートに言うと、貧乏になって将来に苦労をしたければ貯蓄をしましょう、ということになります。
他の言い方をすると、お金が増えるのが嫌であれば、貯蓄です。