確定拠出年金は得?損?ここまで考えればデメリットの大きさに気付く

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確定拠出年金は本当に得?

確定拠出年金 30~40代独身こそリスク商品を買えという記事がありました。

2017年から、ほぼ誰でも加入できるようになる「確定拠出年金」。

  • 税金が安くなる
  • 運用益が非課税
  • 将来受け取るときもほぼ非課税

といった税制上有利な点が多く、老後の資産作りにはもってこい

とのことで、確定拠出年金を勧めている情報が、ネット上でよく見られるようになりました。

ただ、この記事にも注意点として書いてありますが、

公的年金とは違って、積み立てるお金は自分で運用しなければならないということ。具体的には、運用する金融商品を自分で選ぶことになります。また、「個人型」の確定拠出年金に加入する場合は、商品だけでなく、運用する会社(金融機関)も自分で選びます(「企業型」は、勤め先が運営会社を選ぶので自分では選べません)

“積み立てるお金は自分で運用先を決める” ここが大きな問題として存在することになります。

運用先といえば、記事内にもある通り、

  • 元本保証型の商品:「定期預金」「年金保険」など
  • 元本変動型の商品:「株式投資信託(国内・外国)」「債券投資信託(国内・外国)」「不動産投資信託」など

が挙げられますが、果たして、積立をする個々人が、数多くある金融商品・運用会社(金融機関)から良いものを選べるでしょうか?

いくら、税金が安くなったり運用益が非課税になって得といっても、増えなければ意味はありません。

さらに、増えないどころか減る可能性もあるとなれば、金融商品・運用会社(金融機関)選びは、慎重に慎重を重ねる必要があるのではないでしょうか。

せっかく何十年も積み立てたお金が減ってしまっては、確定拠出年金を利用する意味もありません。

でも、なにをどう考え、判断すれば、良い(増える)金融商品・運用会社(金融機関)を選べるのでしょうか?

投資のプロでも、長期に渡ってプラスを出し続けることはとても難しいことだと聞きます。
そこを、プロよりも知識や経験の少ない私たちが、果たして、良いものを選べるでしょうか?

もし選べるのだとしたら、証券会社や金融機関の方々のお仕事とは一体・・・???

となると、本当に、確定拠出年金は得なのだろうか?そんな疑問が自然と湧いてくるのは、きっと、私だけではないはずです。

 

しかも、基本的に、途中解約は出来ません。なので、60歳になるまで、積立は止めることが出来ても、運用は止めることが出来ません。

選んだ金融商品や運用会社が良いものではなく、損が出続けたとしても、60歳になるまで止めることが出来ません。

 

これでも、本当に、確定拠出年金は、多くの人が加入するべき価値のある、得なものなのでしょうか?

運用においては、流動性がなによりも大事

資産運用において、最も大事なことの1つが、流動性です。

いつでも入金・出金が出来ること。いつでも現金化出来ること。

これが、なによりも大事なことの1つです。

※例:流動性が高い→預金 流動性が低い→株(株は売れないと現金に出来ないため)

 

逆に言うと、出金に1年かかったり、出金制限がかかって定額しか出金出来なかったり、不動産や貴金属等の場合は現金化しようとしてもすぐに現金に出来ないとしたら・・・そういったものを積極的に選びたいと思う人はいるでしょうか?

 

確定拠出年金は、流動性が高いか低いかといえば、低いです。ものすごく低いです。

  • 運用を止めることが出来ない
  • 60歳になるまで出金が出来ない

この2つが、確定拠出年金の流動性の低さの原因になります。

なぜ、確定拠出年金は、60歳まで出金が出来ないのでしょうか?誰の都合なのでしょうか?

ユーザーにとっては、いつでも出金出来た方が良いことを考えると、少なくてもユーザーの都合ではなさそうです。

確定拠出年金よりも良い資産運用はある

仮に、流動性が低くても、運用資金が保障されていたり高利率で運用されるのであれば、確定拠出年金を選ぶ理由もあります。

ですが、流動性が低く、運用方法も自分で決めなければならず安定した運用益も期待出来ないとなれば、わざわざ確定拠出年金を選ぶ理由はあるでしょうか?

 

私(ブログ管理人:五十嵐)は、資産運用歴が約4年になります。

いくつか長期の投資案件に出資していますが、運用状況を公開しているその中の1つは、

  • いつでも入金・出金が可能
  • 現在4年目で、毎年運用益が出ている(現在、運用資金が約2倍)

という、流動性が高く、今のところ結果も出ている、非常に素晴らしいものになっています。

 

こういった結果の出ているものを知っていれば、わざわざ流動性が低く良い結果が出るかどうかわからない確定拠出年金を選択する必要は無いので、確定拠出年金を利用するかどうかよりも、良い結果を出せる運用会社を見つけることに重点を置いた方が良いのではないかと思います。

税金が安くなったり運用益が非課税かどうかよりも、長期的にしっかりと運用益が出る方が、遥かに価値のある、大きなメリットなので。

例えば、確定拠出年金の一例の計算として

  • 企業年金無しの企業に勤めるサラリーマンの掛け金の上限:27.6万円
  • 運用期間:30年
  • 節税額:(27.6万円×30年)828万円×30%(所得税20%、住民税10%)=248.4万円
  • 運用が成功し、運用額が1.5倍になったとする:828万円×1.5=1242万円
  • 結果:節税額248.4万円と、運用益414万円の、合計662.4万円の得

一方、投資例として、

  • 月々2万円の積立
  • 10%の複利運用
  • 30年間の運用
  • 最終運用額:4158.59万円
  • 税金20%:831.78万円
  • 結果:3326.872万円の得

どちらの方が良いでしょうか?

もちろん、こういった良い結果が出る投資というのはなかなか難しい・見つからないかもしれません。

でも、確定拠出年金を利用するとしても、運用先は自分で決める必要があるので、どちらにしても良い運用先を探すという努力は必要です。

となると、、、確定拠出年金について改めて考えてみて、どう思いますか?

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