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新紙幣への交換!?
インドで高額紙幣が使用不可(法的通貨ではなくなる)というニュースがありました。
世界が「トランプ・ショック」で大混乱しているとき、もう一つの大混乱が人口世界2位の大国インドで起こっていた。11月8日午後8時(現地時間)、同国のナレンドラ・モディ首相がテレビ演説で、同国の通貨ルピーのうち、金額の高い1000ルピー紙幣(11月22日時点の為替レートで約1630円)と500ルピー紙幣が、演説の4時間後の9日には法的通貨でなくなると発表したからだ。
日本でもこういったことが起こるのかどうか、ということではありません。
このニュースから自分たち日本人が考えることは、この記事の続きであるこの部分です。
両紙幣を持つ人は、翌10日から12月末までの間、銀行や郵便局に足を運び、10日より新たに発行された新紙幣と交換するか、預金するかでしか保有する現金の価値を維持できない事態となった。
現金を持っている人は、新紙幣に替えないと、ただの紙クズになってしまうということです。
例えば、100万円でも1000万円でも、タンス預金していたとしたら、交換しないと紙クズ。
ここで・・・
タンス預金がピンチ
日本では、約80兆円以上がタンス預金というデータがあります。
なので、もし今、今回のインドと同じように、日本で新紙幣への交換をしなければならなくなったら・・・
タンス預金をしている人たちは、全員銀行や郵便局に交換に行くはずです。
が、わけあって交換に行けない人や、交換することを知らない人は・・・
財産を失う
ですよね。
現金を持たない。タンス預金をしない
タンス預金をするから、財産を失うリスクがある。
新紙幣への交換ではなくても、
- 盗難
- タンス預金場所を忘れる
- 災害(火事、地震で住宅崩壊等)
- その他
と、現金を管理することには大きなリスクが伴います。
なので、現金は出来るだけ持たない方が良いのではないでしょうか。
現金を持たないメリット~支払い~
支払いは、例えば、クレジットカード払いの方が、各種ポイントや特典が付きますし、
最近であれば、スマホでの電子決済の方が、クレジットカードよりもさらにポイントが付くものもあります。
その違いは、1年で数万円の違いにもなるので、現金で支払いをするということは、単純にデメリットですよね。
※例えば、楽天カードは1%ポイント付与。楽天ペイと組み合わせれば、1.5%ポイント付与
100万円使えば、1.5万円多く使えることになります
5%以上ポイント付与される方法もあります
現金を持たないメリット~お金の管理~
↑に挙げた通り、現金を持つことは、大きなデメリットを抱えることになります。
常に、なにか起きたらどうしよう。盗られたらどうしよう。無くしたらどうしよう。。。
そんな不安を抱えることになります。
なので、例えば銀行に置いておけば、そんな不安も解消されます。
ペイオフ制度で、銀行が潰れた場合は1000万円までしか保障されないということが問題であれば、
当座預金を使うことで、1000万円を超えても、全額保障されます。
他にも、国外の金融機関に保管すれば、また別なメリットがあります。
- 国の分散
- 通貨の分散
この2つが大きなメリットですが、それらは他の記事で細かく書いてあり、
今回の記事とはあまり関係が無いので、ここでは書きません。
新しい時代のお金の管理・支払い方法を使えることが大事
現金を持たないメリットを少し挙げてみました。
支払い方法や管理方法は、ドンドン変わってきています。
電子マネーが一般的になりましたが、今後は、暗号通貨やデジタルマネーが一般的になるかもしれません。
そうなれば、現金を使うか暗号通貨やデジタルマネーを使うかで、
同じものを買ったとしても、出費の額が変わり、得られる特典も変わります。
お金を置いておく場所次第で、全く増えなかったり、しっかり増えたりもします。
(私の個人的なことで言えば、銀行には生活に必要なお金しかありません。増えないので)
それらは、知っているか知らないかの違いなだけなので、知って、使ってみることが大事ではないでしょうか。